WEEKENDERS
アーティスト:
菊池遼、半田颯哉
山本れいら(招待アーティスト)
会期:2026年3月23日(月)– 3月28日(土)
オープニング・レセプション:3月24日(火)18:00 – 20:00
開廊時間:
3月23日(月):15:00 – 19:00
3月24日(火)– 3月27日(金):13:00 – 19:00
3月28日(土):13:00 – 17:00
会場:Sanaio Gallery HK (Wilson House, 19-27 Wyndham St, Central)
Souya Handa Projectsは、2026年3月23日から3月28日まで香港アートウィークに合わせて開催される「スーツケース・アートフェア」である「WEEKENDERS」に参加いたします。当ブースでは菊池遼と半田颯哉の作品を展示します。また、半田颯哉は本フェアのアーティスティック・ディレクターも務めています。
菊池と半田の作品を通し、本展示ではメディアの性質を再考します。平らで透明なガラス板越しに画像や情報にアクセスする際、メディアそのものの存在はしばしば無意識の中に消えていきます。情報に直接アクセスしているように感じられますが、メディアによってもたらされるバイアスを避けることはできず、それが非物質的で、形を持たず、一時的なものであることに気づかされます。つまり、普遍的に共有される、あるいは時代を超越する絶対的な本質は存在しないということです。展示作品を通して、これらの考察をぜひご高覧ください。
また、本フェアの招待アーティストである山本れいらの作品を展示いたします。『I hate flowers』シリーズにおいて、山本は少女アニメの図像と、ジョージア・オキーフの作品から着想を得た花のモチーフを交差させています。この並置を通して、女性を客体化する伝統的な規範を問い直し、フェミニズムやクィアの文脈においてアニメを再構築しています。
このアニメ表現のアプローチとその可能性をぜひご体験ください。
参考画像
菊池 遼(1991年青森県生まれ)は、博士(造形)の学位を持つ画家。鑑賞する位置によって絵画の見え方が変わる視覚効果を用いた「void」シリーズなどの作品を通して、「もの」の儚さやたどり着けなさ、現象性の表現を試みている。
近年の主な個展に「Soft Essence」(EUKARYOTE、東京、2025年)、「存在の輪郭、輪郭の存在」(MEDEL GALLERY SHU NISEKO、北海道、2024年)、「unreachable」(GALLERY MERROW、東京、2023年)、「parousia」(EUKARYOTE、東京、2023年)、近年の主なグループ展に「EUKARYOTE GROUP SHOW 2025」(EUKARYOTE、東京、2025年)など。
半田 颯哉(1994年生まれ)は、広島で育ったアーティスト、インディペンデント・キュレーター。テクノロジーと社会倫理の関係性や、アジアや日本のアイデンティティをめぐる課題を探究するプロジェクトを手がけている。東京藝術大学大学院で美術修士号(MFA)を、東京大学大学院で1980年代の日本のビデオアートに関する研究で学術修士号(MASc)を取得。2024年度のアジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)ニューヨーク・フェローシップ・グランティ。
近年の主な個展に「Artificial Peace」(Nguyen Wahed Gallery、ニューヨーク、2026年)、主なキュレーション・プロジェクトに、巡回展「Take it Home, for (__) Shall Not Repeat the Error.」(広島、東京、ニューヨーク、ニュージャージー、2023–2025年)など。
山本 れいら(1995年東京都生まれ)は、フェミニズムやポストコロニアルな視点から、日本の社会政治的状況を探究するアーティスト。その作品は、日本の原子力の歴史や戦後における構造的な性暴力を検証し、フェミニズムやクィアの視点からアニメやマンガ文化の再解釈を提示している。シカゴ美術館附属美術大学(School of the Art Institute of Chicago)で学んだ。
近年の主な個展に「After the Quake」(Souya Handa Projects、東京、2021年)、グループ展および2人展に「Whose Desire?」(NIOAA GALLERY TOKYO、WAITINGROOM企画、東京、2026年)、「In the beginning, Womankind was the sun - Weren't we?」(Kotaro Nukaga Three、東京、2025年)、「Take it Home, for (__) Shall Not Repeat the Error. [Manhattan Project]」(apexart、ニューヨーク、2025年)など。