SOUYA HANDA PROJECTS
昨今、日本では空前のアートブームが巻き起こっています。これまで日陰者とされてきたアートに光が当たることは喜ばしいとともに、一方で、一過性のブームで終わってしまう懸念もまた抱いてしまいます。
そもそも、「アート」という単位でブームが語られる状況と言うのは適切なのでしょうか? 例えば、グルメというジャンルの流行を見たとき、「ラーメンブーム」や「タピオカブーム」といった個別のカテゴリーの流行はあっても、「いま、グルメが流行っています」というような、食という概念全体を包括する単位でブームを語ることはあまり見ないように思います。
アートについても、国際シーンに目を向けると同様のことがいえるかもしれません。例えば、「抽象画ブーム」や「ストリートアートブーム」はあっても、そもそも「アート」の概念自体は土台として常にそこにあるわけです。
SOUYA HANDA PROJECTSのミッションは、このような国内外のギャップを埋め、日本社会全体の持つアートへの解像度を上げていくことにあります。文化の経済的土台を形成するマーケットと、理論的土台を形成する美術史や批評といったアカデミックな動きを結び付けていくことで、この「アートブーム」がブームとしてアートを消費して終わるのではなく、次の時代へと繋がる基礎が形成される契機としていくことを目指します。
SOUYA HANDA PROJECTSが取り組んでいく事業は次のようなものになります。
キュラトリアルプロジェクトの実施歴史や社会に対して向き合うアーティストを発掘し、国際的なアートシーンに繋がっていくキュラトリアル(≒批評的)なアートプロジェクトを開催します。
アートアドバイザリー事業個人・法人問わず、アートコレクターのコレクションに美術史的な観点から助言を行い、より質の高いコレクション形成のサポートをしていきます。「アートを買うにはどこへ行けばよいのか」「何から見ていけばいいのか」といったコレクターとしての第一歩についてのご相談も歓迎です。
コンサルティング、レクチャー等の受託アートに関連する事業のご相談(アートイベント企画、内装相談、コンペ企画監修など)や、社内向けアート講座、取引先向けサービスとしてのアートツアーの開催など、アートに関するご相談を幅広く請け負っています。
上記以外にも「アート」の関わる事柄に関して広くご対応可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
SOUYA HANDA PROJECTS
info@souyahandaprojects.com
運営: 合同会社Souya Handa Projects
設立:2021年8月26日
代表:半田 颯哉(代表社員)
代表プロフィール:
静岡県浜松市生まれ、広島県廿日市市・広島市育ち。大学時代より現代アートについて学びつつ、SIerベンチャーにてシステム開発業務に、その後、金融系ベンチャーにてバックオフィス業務全般に携わる。
独立後はアーティスト・インディペンデントキュレーターとして活動。SOUYA HADNA PROJECTS設立以前より複数のギャラリーにて展示企画を実施する。
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。修士(芸術表現)。現在、社会人学生として東京大学大学院にて美術史研究も行っている。
<主な企画展>
2020 New New New Normal (GALLERY MoMo Projects/東京・六本木)
2019 ポスト技術立国 (GALLERY KOGURE/東京・神保町)
2019 トーキョー・ストリート・ビュー (Red and Blue Gallery/東京・新富町)